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ズワイガニ漁解禁 加賀・橋立漁港では初物に80万円の高値

 石川県で11月6日、ズワイガニ漁が解禁となり、加賀・橋立漁港(加賀市小塩町)で初競り最高額を決める「蟹-1(カニワン)グランプリ」に「第十八薫勝丸」が獲ったカニが選ばれ、80万円の値が付いた。

 同グランプリは、石川県の冬の味覚であるカニシーズンを盛り上げようと、各船が「厳選した」活ガニを1尾ずつ初競りにかけ最高額を決めるもので、昨年から金沢と加賀の2つの市場で行われている。

 県漁協では2006(平成18)年からオスのズワイガニを「加能ガニ」としてブランド化しており、さらなる知名度の向上を狙い、今年新たに、厳しい基準を満たした最高峰のカニに「輝(かがやき)」の称号を付けることにした。重量は1.5キロ以上、甲羅の幅は14.5センチ以上、全ての足がそろい、身入りや色など細かい部分まで審査されるため、認定されるカニが初日に水揚げされるかどうかにも注目が集まっていた。金沢では第1号が認定され500万円の値がついた。

 加賀支所では水揚げされた3900尾の中から9尾のカニがエントリーされたが、爪の先がほんの少し欠けていたことから見送りとなった。同支所によると「ほぼ『輝』の基準は満たしていたが、石川県を代表するカニとして厳格な審査を行った」ということで、今後も品質を徹底することで「幻のカニ」としてトップブランド化を目指していくという。

 「輝」の称号は、北陸新幹線「かがやき」にもちなんだネーミングとして、県内の底引き網漁業者による投票で決まり、カニの足をモチーフにしたロゴが選ばれた。「輝」に認定されたカニには、九谷焼と水引のタグが付けられ、石川を代表するカニとして全国に流通させる。

 漁期は3月20日まで。

 

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